日本通信SIMのメリット・デメリットやMNPで乗り換える手順を紹介

2023/12/01

スマホ関連 レビュー 体験談

t f B! P L
月額のスマホ料金安くできたらな~って思ったことないですか?

今回は日本通信の合理的シンプル290を使っている私の感想を交えてメリットやデメリット、あとMNPで乗り換えしたときの流れを紹介します。

こういう方は参考になるかも
  • 家のWi-Fiを使うことが多い
  • 日本通信の合理的290円が気になっている
  • 日本通信をMNP(番号そのままで乗り換え)を考えている


目次

日本通信SIMのメリット

分かりやすい

なんといっても基本料や通話料、オプション内容などプラン名のまんまシンプルで理解しやすいです。

日本通信の料金・プランを見てもらうと分かります。

また今回この記事を書くにあたって、いろんな格安SIMサイトを見たのですが一番分かりやすいと個人的に思います。ほめすぎ?

上限設定で使いすぎ防止

1GB 単位で最大100GBまで上限設定できます。

私は一番安い「合理的シンプル290」プランでかつケチなので、月の上限を3GBに設定してます。

ちなみに月1GBを超えると1GB追加ごとに220円かかるのですが、3GBに設定している私の場合最大730円で済みます。

全然使わない月なら290円、いつもより使った月は510円、さらに使っていたら730円ってな具合です。(※電話代は別にかかる)

ぼっち2200

上限設定しないと自動で追加されるので、使いすぎる人は設定した方が良いです


上限に達すると低速通信に切り替わり、ネット通信がだいぶ遅くなります。

上限設定を超えて使いたいときは、マイページから上限値を変更すると即時適用されるので、低速通信問題で悩むことは少ないです。(※時間帯による

専用通話アプリなし30秒11円


電話に関しては専用アプリはなく、標準アプリ(元々スマホに備わってる)で国内通話料は30秒11円です。

一般的な通話料が30秒22円なのでお安く通話が可能です。

通話オプションは以下の3種類あります(2025年2月時点)
・通話5分かけ放題オプション(390円)
・月70分無料通話オプション(390円)
・通話かけ放題オプション(1,600円)
※合理的シンプル290の場合

5Gの利用手続きが簡単

日本通信SIMマイページの5G切り替え画面

5Gに対応した端末SIM開通後であればマイページからすぐに申し込みができます。

10:00~20:00の間に申し込めば、1時間以内に5Gに切り替わるようです。

※5G通信エリア外にお住まいの場合は意味ない

決済日を決められる

契約が日本通信SIMに切り替わった日が決済日になります。

切り替え日については5、情報入力しMNP回線切り替えを完了させるの③にくわしく書いています。

お子様のスマホ利用も安心

お子様のスマホ利用にも安心

「お子様を守るiフィルター」というオプションが月額396円で付けられます。

ネット上にある子どもに見せたくない情報を68種類のカテゴリから選択して閲覧制限できます。

サイトURLの登録や掲示板やチャットへの書き込みブロック機能、検索単語ランキングなど子どもを守る機能が満載です。

日本通信SIMのデメリット

データ通信速度が遅い

お昼ごろスーパー内でネットを使用したときに遅いと感じたことはあります。

また上限設定を超えれば通信できないようなものです。(低速通信

解除すれば戻るでしょうけど、上限変更するページまでたどり着けるかは不明です。

Xのつぶやきでも場所や時間帯によって遅いと感じる人も。

お昼のWi-Fiと4Gの通信速度を比較


お昼過ぎのWi-Fi通信速度

お昼のWi-FiはWebサイト閲覧、動画もほぼ「快適」マーク。

お昼過ぎの4G通信速度

お昼のデータ通信(4G)は「普通」や「ストレス」ばかりでした。

アプリゲーム(モンスターハンターNOW)のために、このとき外へ出ましたが普通にプレイはできました。

Youtubeは、動画のサムネ表示や再生されるまでの時間が遅かったです。再生中は止まることなく見られました。(12分の動画)

といってもやはり場所にもよりますかね...(-_-;)

お昼前の4G通信速度

ちなみにお昼前の4GはWi-Fiと同じく「快適」でした。

データ通信量を繰りこせない

合理的シンプル290の場合、月に1.1GB使ったら2GB分の510円を支払いますが、使わなかった0.9GBは繰りこされず...さよならです。

マイページで残りのデータ量を確認しながら使えば損しにくいですが面倒ですね。

ログインが毎回面倒

データ量や明細を確認するためにマイページを開くんですが、毎回メールアドレスとパスワードを入力するのが面倒です。

アプリもありますがブラウザからログインするのと変わらないです。

契約はほぼネットから

対面契約できる実店舗は北海道、福島、千葉、長野で計7店舗。

実店舗でのスターターパック販売は青森、宮城、埼玉、東京、新潟で8店舗なので、ネットに疎い方は難しいかもしれません。

(2024年12月時点)


日本通信SIMをMNPで乗り換えた流れ(OCN→日本通信)


以下は私がおこなったときの流れになります。
  1. スターターパック買う(省略可)
  2. MNP予約番号の発行
  3. ネットからSIM発行を申し込む
  4. SIMが郵送されるの待つ
  5. 情報入力しMNP回線切り替えを完了させる
  6. 新しいSIMカードを入れる
  7. プロファイルをダウンロード(簡単)
1日で終わらないですし、自分で行わなければならないのが面倒です(-_-;)

が、公式サイトにくわしく画像付きで手続きのやり方が載っているので安心でした。

おこなう際は以下のことを確認しておくとトラブルは少ないかと思います。
  • SIMフリーまたはSIMロック解除されているスマホがある
  • クレジットカードがある
  • Wi-Fi環境がある
  • キャリアメール(~docomo.ne.jpなど)が使えなくなるのでフリーメールを入手しておく
  • キャリアメールを使って登録・利用していたサイトを確認しメアド変更しておく
  • メールアドレス変更を友人にお知らせしておく
  • 移行による携帯キャリアのポイント(dポイントなど)が失効しないか確認しておく
  • 切り替え中は連絡が取れないことを頭に入れておく
  • 解約するキャリアの請求締め日や契約期間の縛りを確認して、なるべく無駄な出費が起きない日にちに申し込む

それでは流れを紹介していきます。

1、スターターパックを買う

スターターパックは、事前にAmazonやYahooショッピングなどから購入しておいた方がお得です。

大手通販サイトなら2,600円前後で購入できます。購入しないままでも申し込みを進められますが、価格が少し高くなるようです。

実店舗でも販売されていますが全国で全8店舗のみです。(2024年12月時点


2、MNP予約番号の発行

MNP予約番号の発行
日本通信ならマイページの下にボタンがある

同じ電話番号を使い続けたいなら、MNP予約番号が必要です。

MNP予約番号は、ご自身が現在契約中のマイページ(DOCOMO、auなど)から申し込めるところがほとんどです。

通信事業者によっては、電話でMNP予約番号を発行してくれるところもあるようです。

私はスターターパックが届いてから、当時契約中だったOCNモバイルONEマイページの「MNP転出予約番号の申し込み」をしました。

SMSで届いたMNP予約番号など
SMSで送られてきたMNP予約番号
OCNモバイルONEの場合、SMSですぐ番号を取得できました。(※申し込みから3、4日かかる通信事業者もあります

MNP予約番号には有効期限があるので、あと回しにせず早めに申し込みへ。

ぼっち2200

期限は発行から10~15日までとキャリアによりさまざまですが、再発行も可能


3、ネットからSIM発行を申し込む

スマホで申し込みページにアクセス(スターターパックのQRコードから)

①申し込みプランの選択では私の場合「合理的シンプル290(月額290円)」を選択。

②次に「SIMカード」か「eSIM」かを選択。

私の場合はiPhone6Sだったので「SIM」を選択。

マルチカットSIMの説明

ここでの「SIM」はマルチカットSIM(=標準SIM、microSIM、nanoSIMどれでも対応可)なので、こちらを選んでおけば間違いないです。

「eSIM」が気になる方は、日本通信「eSIMらくらく設定ガイド」を参考に。

③以下のように選択
「他社から乗り換える(MNP)」
「従来(MNPツーストップ)の方式で乗り換え」
「事前にスターターパックを購入した」
上限値「3GB:730円」(いつでも変更可)
「オプションをつけない月額+0円」(いつでも変更可)

④注意事項や利用規定をチェック。

⑤IDの新規登録では、メールアドレスが必要です。

GmailやYahoo!メールなどでOKなんですが、キャリア→日本通信SIMの場合は注意。

元々使ってたキャリアのメールアドレス(~docomo.ne.jpや~softbank.ne.jpなど)は使えなくなるので、別のまたは新しいメールアドレスで登録しましょう。

無料で作れるものだとYahoo!メールGmailなどがあります。

日本通信SIMのID登録をすると届くメール
URLをクリック

⑥登録するとメールが届きます。その中のURLをクリック。(クリックして登録を完了させる)

⑦ログインする画面が出てくるので、先ほど新規登録したID(メールアドレス)とパスワードを入力。

スターターパックの申し込みコードが記されている箇所
申込コード

⑧スターターパックにかかれた申込コード、住所や名前、引き継ぐ電話番号、MNP予約番号、MNP有効期限など入力。

本人確認書類をスマホで撮って、画像をアップロード。

⑪決済情報を入力し、申し込みを押す。
支払い方法はクレジットカードのみ(デビットカードは利用できない)

4、SIMが郵送されるの待つ

本人確認書類の照会が完了したら、SIMが出荷されるので届くまで待ちます。

ぼっち2200

私の場合申し込み完了した翌日に発送連絡、その次の日にSIMが届きました


5、情報入力しMNP回線切り替えを完了させる

SIMが届いたら開通期限(SIMの発送日から20日目の20時)までに、以下のことを済ませば完了です!

①マイページにログイン(スタートガイドにQRコードがあるのでそこから)

USIM番号が記されている箇所
USIM番号の下4桁

②「MNP回線切り替え」を選択し、USIM番号の下4桁を入力。

「MNP回線切り替え完了のお知らせ」メール
「MNP回線切り替え完了のお知らせ」メール

③「切り替える」を選択し、申し込み受付メールからしばらくすると「MNP回線切り替え完了のお知らせ」メールが届きます。

「切り替える」を押した時間によって、SIMが利用できるようになるまでの時間が異なります。

10:00~20:00 申込から1時間以内
20:00~24:00 翌日11時頃までに
0:00~10:00 当日11時頃までに

ぼっち2200

私はお昼ごろに実行。申し込み受付メールから1分後に切り替え完了のお知らせが届きました


切り替え完了の日=毎月の決済日になるので、決めたい方は切り替える時間帯を確認しておきましょう。

6、新しいSIMカードを入れる

スマホからSIMを取り出す
元々使ってたOCNモバイルONEのnanoSIM

元々スマホに入っているSIMを取り出してサイズを確認。入れる向きも覚えておくと安心。

SIMを取り出すときの専用ピンがない場合は、クリップを曲げたものでもいけました。

ぼっち2200

SIMを取り出すときは万が一を考え電源を切ってからやるのがベスト


サイズを確認したら届いた新しいSIMをお使いのスマホのSIMサイズに切り離し、元通り挿入します。

※間違ったサイズで切り離した場合、再び枠にはめなおすと使えますが自己責任となります。

ちなみに再発行は3,300円かかるので慎重にカットしましょう。

7、プロファイルをダウンロード(簡単)

※iPhoneでの流れです

スマホの電源を入れ、最新のiOSになっているか確認。なっていない場合はアップデート。

iPhoneですと、設定→一般→ソフトウェアアップデートの画面で最新のiOSにアップデートできます。

SIMと一緒に送られてくるスタートガイド

次にスタートガイドにあるQRコード(Wi-Fiを使いプロファイルをダウンロード)を読み込みます。

次からの詳しい手順は、こちらSTEP3から参考に。とても分かりやすいです。


スマホを再起動してWi-Fiをオフにした状態でネットができれば完了です!確認できたらWi-Fiをオンに戻しておきましょう。


繋がらない場合に確認すること


・機内モードになっていないか
・モバイルデータ通信がONになっているか
・SIMカードの挿し直しを試してみる
・日本通信SIMのネットワーク設定が端末にされているか
・スマホを再起動してみる
・SIMロック解除済端末かSIMフリー端末かを確認する


まとめ

Wi-Fi環境で過ごす方、月額お安く済ませたいって方にぴったりです。

上限設定もできるので万が一、外でがっつりデータ容量を使っても高額にならない点が安心です。

データ通信に関しては、地域や時間帯によって遅くなることがあるのでお昼休憩にがっつりネットを使いたい方にはおすすめしません。

子どもにスマホを持たせたい場合は、月額396円を追加すれば豊富なフィルタリングサービスが使用できるので安心だと思います。

乗り換えを考えている方はいろいろ不安だと思いますが、公式サイトでの説明だけでもだいぶ分かりやすいですよ。

今回まとめた乗り換え時の流れも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

QooQ