食品や衛生用品など防災用グッズがいろいろありますが、その中でも揃えおきたいアイテムの一つ防災ラジオ。
今回は能登半島地震を機に購入した、防災ラジオ「KOBAN ECO-303」を紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
・多機能な防災ラジオを探している
・手回し&乾電池どちらでも使えるラジオを探している
・長持ちする防災ラジオを探している
目次
手回しや乾電池でも使える防災ラジオの商品詳細
株式会社太知ホールディングス KOBAN ECO-303 手回し充電&乾電池 備蓄ラジオ スマートフォン充電プラグ付
この防災ラジオでできること
・手回し充電によるラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)、スマホ充電
・乾電池充電によるラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)、スマホ充電
・モバイルバッテリーやACアダプターをつないでのラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)
商品内容
・ラジオ本体
・取扱説明書
・USB A・micro USBケーブル(黒色ケーブル)
・micro USB → USB Type-C変換プラグ(赤色の)
・USB Type-C → USB A 変換アダプター(シルバーの)
・ストラップ
正面は、ぱっと見の感覚だけで使いやすいデザインになっています。
下にある切替ボタンのライト、サイレン(SOS機能)、ラジオのFM/AMの切り替えもめちゃ分かりやすいですよね。
背面はラジオのアンテナ、乾電池を入れるところ、手回しハンドルがコンパクトに収まっています。
ラジオのアンテナは引き出すとMaxで約19cmまで伸びます。
乾電池は単3電池が2個必要ですが内容品に含まれていませんでした(-_-;)
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ニッケル水素充電池も使用できます
ハンドルは約9cmの長さで、回しているときの音は自転車を漕ぐと発電するライトのときみたいな。
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防水キャップ(赤丸)をめくると端子が出てきます |
右サイドには上から外部電源入力端子、イヤホン端子(ヘッドホン)、携帯電話充電端子が並んでいます。
防水・防塵仕様ですが、これら端子を使用するときは注意が必要です。
一番上の外部電源入力端子は、ACアダプター(コンセントにさす)をつないで防災ラジオを使用することができます。
一番下にある携帯電話充電端子はスマホ充電ができます。ガラケーも充電できますが変換アダプタが必要です。
ガラケーの充電について

ガラケーを充電する場合は画像にある充電変換アダプター、またはケーブルの片方がUSBになってるタイプの充電ケーブルが必要です。
このアダプタの手前にある穴に防災ラジオに付属している黒色ケーブルと携帯をつなげば充電できます。
※購入する場合はTH17CFK au/FOMA携帯電話用充電変換アダプタ適合機種をご確認ください。
ラジオ機能
ラジオを聞くときは充電させたあと、左下にある音量 兼 電源きりかえのつまみを回すだけで聞けます。
あとは右上にある「選局」のつまみでラジオの電波を捉えるだけです。
電源が入っているかどうかは左上にある電池マークが緑に光っていればON、光っていなければOFF。
上にある「同調」は選局がぴったりくると赤く光ります。
ライト機能
本体の左サイドに直径5mmの白色ランプが縦に3個付いています。
充電後ライトのスイッチを「入」に切り替えると点灯。もちろん手回しだけでも乾電池と同様の明るさです。
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乾電池より持続時間は劣りますが
サイレン機能
サイレン音は、こちらのサイトの下辺りにある「アメリカ風パトカー2 FAST」に似ています。(音の高さや速さが)
スマホ充電
黒色のUSB A・micro USBケーブルは、スマホ充電やコンセントから防災ラジオを使用するときに役立ちます。
USB充電器やモバイルバッテリーをつなげば、手回しや乾電池なしでも防災ラジオを使用することもできます。
赤色の変換アダプターは、黒色ケーブルと合体させることでUSB Type-Cが搭載されているスマホの充電もできるようになります。
シルバーのUSB A 変換アダプターは、スマホ充電ケーブルの片方がUSB Type-Cになっているものと合体させて使えます。
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iPhoneユーザーならLightning - USBケーブルで何とかなりますがね
手回し・乾電池充電での電源持続時間(目安)
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※(JEITA)規格は、(社)電子情報技術産業協会の定める(JEITA)規格による測定条件とのこと |
1分間の手回し充電で30分はラジオを聞けますし、新品の乾電池が手に入るなら最低でも5日間は使用できます。
手回しによるスマホ充電に関しては、ほぼバッテリーを増やすことはできませんが
電話としての機能は最低限維持できる仕組みになっているようなので、もしもの災害時にも安心です。
手回しでどのくらいスマホ充電されるのか検証したので、気になる方はご覧ください。
手回しや乾電池でも使える防災ラジオのレビュー
今回購入した防災ラジオを使ってのデメリット、メリットを使用感とともに紹介していきます。
まずデメリットから...
デメリット
デメリット
・スマホ電源ONのまま充電できない
・暗闇だとスイッチがどこにあるか分からない
・ラジオ選局が面倒
・手回しによるスマホ充電がほぼ使えない
スマホ電源ONのまま充電できない
こちらの防災ラジオは手回し、乾電池ともにスマホを充電するときはスマホの電源を切ってから充電を始めねばなりません。
なので、スマホを使いながら充電できないことがデメリットに感じる人もいると思います。
試しにスマホの電源を入れたまま充電すると、手回しでも乾電池でもまったく充電されませんでした。
暗闇だとスイッチがどこにあるか分からない
もしもの災害で電気が通らず暗い場所で使うとなったときに、どのスイッチがサイレンかを把握していないと
いきなり大音量でピーピーとサイレン音を鳴らしてしまう羽目に。
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指の感触だけでわかるようラインストーンのような印を貼っておくと良さそう
ラジオ選局が面倒
今の時代ボタン一つで自動選局できるのが当たり前ですが、こちらは昔のラジオのようにつまみをひねって放送受信ポイントを探さねばなりません。
この操作に慣れていないといつまでも経ってもラジオが聞けないってこともあり得そうです。
手回しによるスマホ充電がほぼ使えない
こちらの記事でも書いていますが、手回しでのスマホ充電が想像以上に使えませんでした。
ライトやラジオなら手回しでも十分使えるんですけどね。
メリット
メリット
・コンパクト&軽い
・手回し充電が心強い
・日本語で分かりやすい
・イヤホンが使える
・長期保管向き
コンパクト&軽い
手が小さめな私でもガシッと掴めるので手回し充電がやりやすいです。
本体の重さは約208gと玉ねぎ約1個分の軽さなので、防災カバンを作るにしてもサイズ・重さ的に邪魔になりにくいです。
ストラップ付でぶら下げることもできますしね。
手回し充電が心強い
ラジオ・ライトともにほぼ説明書の持続時間どおり使用できました。
スマホ充電に関してはバッテリーを増やすというより、連続待ち受け(電波を正常に送受信できる)を維持しておける点が心強いって感じです。
充電がなくなればまたハンドルを回すだけで復活しますし、なんだかんだ乾電池でも使えますしね。
日本語で分かりやすい
どのスイッチで何が機能するかがぱっと見分かりやすいです。小学生や高齢者でも使いやすそうです。
サイドにある3つの端子もそれぞれ日本語で記してくれているので、「どこに何をさせば?」ってことにもなりにくいです。
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なんだかんだ説明書に目を通しておく必要はありますがね
イヤホンが使える
もしもの災害で避難所生活を送ることになれば、周りには迷惑かけず過ごしたいものですよね。
静かな空間での避難所生活だとしたら周りに迷惑かけず時間をつぶせます。
イヤホンは別で準備しておく必要はありますが(^^;
長期保管向き
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簡単に作ってある防災バッグ |
ほとんどの防災ラジオは過放電によって劣化が進行するバッテリーが使われていますが、この防災ラジオにはスーパーキャパシタが使われているので
長期間使わない状態でも、放電による劣化が遅く長持ちするようです。
なのでいざってときに完全放電(バッテリーが使えない状態)で使えない...ってのが起こりにくいです。
※おおむね10年程度機能を保持するとのこと
防災ラジオ「KOBAN ECO-303」どこで買える?価格は?
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングどこでも購入できます。
どの大手通販サイトも7,000円以上するので安くはないですが、「いざという時まで安心して保管」を優先したい方にはおすすめです。
充電方法や機能面でもなかなか使える防災ラジオですしね。
もちろんこの商品だけが長期保管向きってことではないので、お好みの機能がついた防災ラジオを探してみるのも良いかと思います。
まとめ
今回は防災ラジオ(備蓄用)のKOBAN ECO-303をレビューを交え紹介してみました。
防災ラジオで検索すると大体3,000~6,000円以内で購入できるものがほとんどなので、ホント防災ラジオにしちゃ高いよ...(-_-;)と思いつつ
スーパーキャパシタ搭載で長持ちするっていうのに惹かれて購入しました。
もちろん長持ち以外にもコンパクトさやデザインも個人的に可愛らしいな~と。
機能面はもちろん、充電方法が一つじゃない点も結構おすすめポイントです。
防災ラジオの購入を考えている方の参考になったら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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