テレビやSNSでたまに可愛い小さい猿みたいな動物出てきますよね。
「マーモセット」という種類でサルの仲間なんですが、
あ~マーモセットっていうんだと記憶していたら、いつの間にかマーモットに変換されていたことないですか?
実際マーモットという動物がいるので勘違いしてもおかしくないんですがね。
今回はマーモットではなくマーモ”セット”について調べてみたので気になる方はご覧ください。
この記事で書いていること
・マーモットとマーモセットの違い
・マーモセットはどんな動物か
・マーモセットがいる動物園
目次
マーモットとマーモセットの違い
上の画像はあなたが見たことある小さくて可愛い【マーモセット】(ピグミーマーモセット)
こちらプレーリードッグにも似ているまた違った可愛さの【マーモット】と呼ばれる動物です。
名前に「セ」があるかないかだけなのに全然違いますね。
マーモセットは霊長目(サル目)オマキザル科=マーモセット亜科、マーモセット科という部類。
マーモットは齧歯目(ネズミ目)リス科マーモット属という部類。
小さい猿の「マーモセット」、大きいリスの「マーモット」ってところですかね。
\マーモットも可愛い?!/
マーモセットってどんな動物?
マーモセットにもいろんな種類がいて、テレビやスマホでよく見かけるものはたぶんピグミーマーモセットですかね。
ピグミーマーモセットに関しては、世界で一番小さい猿として紹介されているイメージですが現在は違うようです。
ピグミーマーモセットの大きさ
体長は約12~16cm、体重約85~140gとおにぎりくらいの重さで「これでも最小じゃないのか?」と驚きなんですが
ピグミーネズミキツネザルという種類が最小の猿で、体長約6~7cm、体重25~40gとハムスターか?ってなサイズ感です。
どちらにしろ最小クラスの猿であることに違いありませんがね。
ピグミーマーモセットの食べ物
食べ物に関してはなんと「樹液」。もちろんこれだけでなく果物や昆虫も食べるようですが主食が樹液なんです。
木に穴をあけたり傷つけないと樹液は出ないのですが、ピグミーマーモセットはあの小さいお口にあるちっこい歯で削って傷をつけます。
樹液がドバドバ出るわけもないので、削ったら縄張りとしている樹木を回って削っていきます。
そして翌日、樹液がある程度たまったのを見計らって食べにいくので主食として成り立つという感じです。
このように未来を予測して食べ物を得るという行動は、人間と同じらしく動物にしては珍しい行動のようです。
賢いカラスがくるみを車道においてタイヤで割ってもらうみたいな?違うか
ぼっち2200
ちなみに樹液でおなじみカブトムシは大顎にある毛から吸い取り紙方式で吸ってるんだとか
ピグミーマーモセットの寿命
そんな可愛いマーモセットの寿命はというと約12年。小型猿の平均寿命が15~20年くらいとのことなので若干早いですが
犬や猫もだいたいそのくらいだったりしますからね...また環境にもよりますから長生きマーモセットもいるでしょう。
日本で長生きしているマーモセット(コモンマーモセット)
夏バテも吹っ飛ばすコモンおばあちゃんのかぶりつき😋#草津温泉 #草津熱帯圏 #動物園 #コモンマーモセット #marmoset #おばあちゃん #grandma #スイカ #kusatsuonsen #観光 pic.twitter.com/plGINgcRC7
— 草津熱帯圏 (@nettaiken932) July 28, 2024
日本一標高の高い動物園として知られている群馬県「草津熱帯圏」に高齢のマーモセットはいます。
種類は「コモンマーモセット」のメスで、なんと推定年齢が25歳!人間でいうと150歳とのこと。
飼育員さんからは「コモンおばあちゃん」と呼ばれているようです。
人間が歳をとると毛が減ってきたり白髪が増えてくように、コモンおばあちゃんも毛が少なく残った毛は真っ白です。
ぼっち2200
コモン”おばあちゃん”なので15時過ぎに就寝することも多々あるようです
長生きしていたマーモセット(クロミミマーモセット)
2021年に亡くなりましたが、浜松市動物園で飼育されていたクロミミマーモセットのメタル(オス)も25歳ととても長生きしたマーモセットでした。
マーモセットがいる動物園は?
今回はテレビやSNSでよく見るであろうピグミーマーモセットとコモンマーモセットが飼育されている動物園を調べてみました。
これら以外にも日本の動物園には、クロミミマーモセットや過去にはシロガオマーモセットと呼ばれる種類も飼育されていたことがあったようです。
ピグミーマーモセットがいる動物園
普通の子ザルに比べて頭や顔全体が毛に覆われ、ふっくらしてるといった印象のマーモセットです。
兵庫県【神戸どうぶつ王国】
群馬県【草津熱帯圏(X 旧Twitter)】
⇒長寿のコモンマーモセットもいる動植物園
コモンマーモセットがいる動物園
白い耳毛がふわっとなっているのが特徴的なマーモセットです。
※五十音順
愛知県【ジャパンモンキーセンター】
⇒ベビ、ニック、ナノ、ヴィッキーが飼育されておりほとんどがオス(ヴィッキーは不明
秋田県【大森山動物園】
茨城県【日立市かみね動物園】
神奈川県【夢見ヶ崎動物公園】
群馬県【群馬サファリパーク】
静岡県【浜松動物園】
⇒オスの「エビス」「モミジ」「ウィル」とメスの「イロハ」を飼育中。
静岡県【シャボテン動物公園】
⇒2024年6月に双子の赤ちゃんが生まれたばかり!さらに小さいマーモセットみるならココ!
東京都【上野動物園(X 旧Twitter)】
栃木県【那須どうぶつ王国】⇒「アカネ」「ビビ」「アオイ」、2020年に生まれた1匹。
千葉県【千葉市動物公園】
長崎県【長崎バイオパーク】
長野県【飯田動物園】
山梨県【遊亀公園附属動物園】⇒休園中(令和9年3月末まで工事予定)
和歌山県【アドベンチャーワールド】
まとめ
今回はマーモットに似た名前「マーモセット」について紹介しました。
マーモセットについては特にテレビで取り上げられるピグミーマーモセットについていろいろ調べてみましたが
普通の猿とは違ったエサの採取方法で主に樹液を食べるのが意外でした。
人間と同じようにこうすればこれが食べられるといった、先を見越した採取方法がなんとも賢くて可愛らしいですね。
寿命については約12年とのことですが、日本で飼育されているまたはされていたマーモットが25歳までいくのは相当すごいですよね。
現在も生きているコモンおばあちゃんがYouTube動画で見られますが、しっかり長生きできる環境が整えられており安心できます。
またマーモセットが見られる動物園については、ピグミーマーモセットは少なく飼育されてる数自体も少ないため貴重です。
コモンマーモセットもメディアで何度か見たことがあったので調べてみたら、東北から九州まで結構飼育されている動物園がありました。
画面で見るマーモセットとはまた違った生のマーモセットは、きっとキュートアグレッション爆発するに違いありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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