白い孔雀がいる動物園はどこ?なぜ白い?

2024/08/19

雑記

白い孔雀は日本の動物園にいる?アルビノだから白い?

孔雀といえばあの綺麗な羽をブワっと広げたあの姿。

オスがメスの気を引くための求愛行動のようなんですけどとても美しいですよね。

孔雀といえばあの緑と青の独特な模様が印象的なんですが、この前SNSで初めて白い孔雀を知りました。

それが通常の孔雀とはまた違った高貴感あってとても美しいんです。

そこで今回は以下のことについて調べてみました。
・白い孔雀は日本の動物園にいる?

・白い孔雀の理由

・孔雀の羽について

目次

白い孔雀は日本の動物園にいる?

白い孔雀は日本の動物園にいる?

とても珍しそうなイメージだったんですが、いろんな動物園で見られるようです。

ちなみに白い孔雀と書いてますが、鳥類 キジ目 キジ科の種名【シロクジャク】とそのまんまの呼び方のようです。

古来より日本でも邪気を払ってくれる縁起の良い生き物とされてきているので、一度は生で羽を広げたシロクジャク見てみたいものですね。

※以下にまとめた場所以外にも飼育されている場所はあると思うので、これで全てと勘違いしないようお願いします。

また、シロクジャクに会いに行く際は事前に公式サイトやSNSでの情報を確認してから行くことをおすすめします。

↓五十音順(都道府県)↓

愛知県【鞍ケ池公園動物園】

公式サイト:鞍ケ池公園動物園

下のXポストで右下の画像にいるのがシロクジャク。

青森県【弥生いこいの広場】


本州最北の小動物園ですが、この他にもピクニック広場や遊具広場、ボート遊び、キャンプ場もあるので子どもを連れて楽しむのにベストなスポットです。

岩手県【Ark館ヶ森】


上記の公式サイトをクリックすると、2023年8月中旬の3羽のシロクジャクが飼育されているのが確認できますよ。

愛媛県【南レクこども動物園】


公式サイトでは「さわって楽しむ動物園!」ということで放し飼いされているシロクジャクを見られます。

ケージがないのでキレイな姿で写真に収めることができそうですね。

沖縄県【石垣島】

こちらは動物園ではなく、石垣島のどこかで外来種として繁殖している野生のシロクジャクです。

石垣島では野生化した孔雀が多く、草木や道路など猫が歩いてる感覚で見かけることが多いようです。

香川県【しろとり動物園】

公式サイト:しろとり動物園

こちらの動物園にはシロクジャクだけでなく珍しいホワイトタイガーや白タヌキも飼育されているので、白い動物に興味ある方おすすめです。

また「自由過ぎる」動物園とのことでさまざまな動物が散歩していたり、触れ合いができるのでGoogleマップでの口コミも高評価が多いです。

鹿児島県【鹿児島市平川動物公園】


シロクジャクはもちろん、コアラが18頭飼育されている動物園です。(令和6年5月時点)

神奈川県【野毛山動物園】


こちらの入園は無料。

園内にライオンの置物の募金箱があるので、野毛山動物園のよりよい管理・運営のために募金も気軽にできます。

熊本県【熊本市動植物園】

公式サイト:熊本市動植物園

動植物園なので動物だけでなくさまざまな植物も多数栽培されています。

また園内は動物ゾーン、植物ゾーン、だけでなく大型10種・小型40台の遊器具が整備された遊園地ゾーンもあるので子ども連れてのお出かけにぴったりなスポットです。

群馬県【進雄(すさのお)神社】


全国でも珍しい神社で飼育されているシロクジャク。3羽飼育されています。

静岡県【伊豆シャボテン動物公園】


園内の至るところで孔雀はお散歩しているようなので、間近で求愛ポーズを見られるチャンスが多いかもしれませんね。

静岡県【掛川花鳥園】


下記のポストではないのですが、2024年2月ごろに孔雀の羽や他の猛禽類の羽が購入できるというポストがありました。

シロクジャクの羽かは定かでないですが、孔雀の羽に興味ある方は行ってみるのも良いかもしれません。

長崎県【長﨑鼻パーキングガーデン】


こちらでは2羽のシロクジャクが飼育されており、銀河君と朱雀ちゃんのオス・メス揃っています。

福岡県【久留米市鳥類センター】


2024年7月下旬にシロクジャクの雛が生まれており、まるでひよこのようで可愛らしいです。

2023年1月の公式インスタでは3羽のシロクジャクが撮影されていましたよ。

和歌山県【アドベンチャーワールド】


放し飼いにされているのか、Xのポストでは間近で撮影されている様子が多数投稿されていました。

和歌山県【和歌山城公園動物園】


全国でも珍しいお城の敷地内にある動物園。

童話園と水禽園に分かれており、シロクジャクは現在水禽園に移動したようです。

白い孔雀の理由

白い孔雀の理由

白い動物を見たらアルビノと思われる方が多いと思うのですが、シロクジャクは白変種と呼ばれる希少種です。

白変種とは色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体のことを言います。

なので、遺伝子の異常によりメラニンを作れない(からだの色素が生まれつき不足している)状態のアルビノというわけではないようです。

アルビノのリス

アルビノですと画像のように皮膚は白く、目の瞳孔は毛細血管が透けて赤く見えるのが特徴です。
ぼっち2200

目が赤いウサギ・モルモットなど


白変種のシロクジャク

一方、白変種は正常な遺伝子情報によって体が白いというだけなので、メラニンが作れないということもなく目の瞳孔も黒いままなのが特徴です。
ぼっち2200

ホワイトタイガー・シロイルカなども白変種

孔雀の羽について

孔雀の羽について

本来、孔雀の羽って青と緑の独特な模様をしていますが何であんなカラフル...って思ったことないですか?

ここからは白い孔雀ではなく、通常の孔雀の羽について書いているので興味ない方はスルーでお願いします。

あの独特な羽の理由

孔雀のあの独特な羽の理由

オスにしかないあの独特な目玉模様の羽。飾り羽と呼ばれるものです。

メスからするとめちゃくちゃ重要視するポイントのようで、飾り羽の長さや目玉模様の数、配列などが大事です。

それに加え、求愛時に羽を揺らしながら近づくことでそれが擦れあう音、鳴き声、そして目玉模様をキラキラさせることでメスがズキューンとくるかどうかっていう。

とある研究によるとメスはあの目玉模様を好むようなので、多ければ多いほどメスの心は奪われるってこともあるようです。

飾り羽が長い孔雀はメスからモテやすい

ちなみに飾り羽が長いと敵に捕獲される確率も高そうなので、メスにとってそれはどうなの?って個人的に思うんですが

メスからするとそのような「ハンデ」があっても、自然界で生き残れる強さの表れという意味合いがあるようです。

年中美しい羽がついてる訳ではない?!

一旦飾り羽が抜けた孔雀

クジャクの繁殖期は春から初夏(3月~7月頃)、それを過ぎると立派な飾り羽は一旦すべて抜け落ちてしまい短い尾羽のみになります。

この記事を書いてる8月中旬、まさに羽が抜け落ちてる最中かなくなっているかという状態かと思います。

飾り羽を落として身が軽くなった孔雀は夏を迎え、12月を過ぎたころから再び美しい羽が生え始めるようです。

なので一番美しいとされる羽状態の孔雀を見たい場合は、3~7月頃の動物園に行くのがベストだと思われます。

羽を広げるのは威嚇?

ほとんどはメスに対しての求愛のようですが、人間やその他鳥・オスの孔雀同士でも羽を広げるパターンなどさまざまあったので

メス以外に羽を広げているオス孔雀動画をちょろっと紹介します。

こちらの海外動画では、少し離れた2羽のオス孔雀がそれぞれ羽を広げて鳴いています。

たぶんどちらも撮影者に対しての威嚇、もしくは縄張り意識から羽を広げたんじゃないかと思うんですけど

しばらくすると片方の孔雀は別の歩いている人間に向かって羽を広げなら近づいていったので、そこそこしっかり威嚇するんだとビックリしました。

だからと言ってこちらの動画では、オス同士一切羽は広げず、お互い体と体でぶつかり合うような戦いをおこなうこともあるみたいです。

何のための戦いなのか定かじゃないんですけど。

またオス同士でもこんなパターンも。

「どっちが強そうに見えるか勝負しようぜ」と羽を広げるオスに対し、もう片方は「そんなの比べてどうなるんだよ」と言わんばかりに渋々羽を広げてやるという...

なんだこれ?な羽の使い方も孔雀たちにはあるみたいです。

ちなみにYouTuberとして活躍されている飯島レンジさんという方は通常の孔雀やシロクジャクも飼育されているようで、動画内で羽を広げる理由についてまとめておられました。
カンタンにまとめると個体の体調や機嫌にもよるようです。

なので動物園に行って羽を広げる様子が見られるか見られないかは孔雀の気分次第なところもあるみたいですね。

ちなみにオスだけが羽を広げるわけではなく、メスも短く地味ながらも羽を広げるシーンはあるみたいですが警戒または威嚇で使われることが多いようです。

まとめ

今回は白い孔雀は日本の動物園にいるのか、また孔雀の羽についても少し触れて紹介しました。

SNSで見つけるまで白い孔雀という存在を知らず生きてきたので、まさかこんな日本の各地に生息しているとは意外でした。

しかも石垣島では野生孔雀も存在するわ、シロクジャクもまれにいるわでそんな希少な鳥でもないのか?なんて思えてきたくらいです。

孔雀の羽についてはいかにメスを惹きつけられるかだけに重きを置いてきたかのような進化って感じに思えたんですが

逆にシロクジャクは人間からすれば通常の孔雀並みに美しく見えるけども、メスの孔雀の目からはどう見てるんだろうなんて思ったり。

なんだかんだシロクジャクの雛が生まれてる福岡県の久留米市鳥類センターもありましたから、シロクジャクなりの魅力ポイントがあるのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ